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この時から

私は台詞にとてつもなく

恐怖心と

劣等感を抱きながら

舞踊と出会いそこで

表現すると言うことと向き合っていた。

私の持つアイディンティティーが

沸々と殻を破る様にコツコツと内から音が聞こえてきた。

「男と女」

作・演出:ken J

ここで、何十年ぶりに発した。

台詞。

舞った腕、指先の余韻から出た

台詞の感覚。

腑に落ちた。

もうね、声量もなにも全くだったけど。

この時から、私の地道な

地味な第2の演劇道。

KEN Jさんも

名古屋公演

スペイン公演とひかえてるらしく

なお嬉し。

絡まったものがまた一つ解けて

新年を迎える。

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